こうじやの土ができるまで

Factory

仕分け

原材料置き場。鹿沼土や赤玉土などの単用土を、種類ごとに仕分けしてそれぞれのピットに格納しています。この敷地に入る車両は用土搬入の車両のみとし、物流の車両と動線が交錯しないようにして安全を確保しています。

混合

混ぜ場に配合する各材料を分量通りに運び、ホイールローダーと呼ばれるショベルを持った車両で、材料を持ち上げながら均一に混ぜていきます。高い技術が必要とされる作業で、こうじやでは主に2名の職人がこの混合作業を担当しています。

ふるいにかける

混ぜ上がった培養土は、製造機械建屋へと運ばれます。機械の上方にあるホッパーに投入された土は、穴のあいた振動するベルトに載せられ、ふるいにかけられます。ベルト上に残る大きな粒や不純物はここで取り除かれ、滑らかな用土が次の工程へと運ばれます。

袋詰め・パレット積み

包装機により規定の重量ごとに培養土が袋詰めされ、シーラーで閉じられて、製品が完成します。完成品は、ロボットアームによって次々とパレットに積み上げられていきます。

梱包

パレット積みが完了したら、梱包が崩れないようストレッチフィルムでしっかり固定したあと、製品保管場所へと移動し、出荷の時を待ちます。

出荷

製品保管場所で配送用車両に積まれ、お客様の元へと出荷されます。保管場所には配送トラックのみが入り、他の搬入車両との交錯を避ける車両動線となっています。広大な敷地を活用し、鹿沼工場は物流の拠点としての機能も果たしています。

検査

鹿沼工場では製品づくりの工程において、原料で入った段階、混合した段階、製品になった段階の3回のタイミングで必ずPHとEC値（電気伝導度）を測定し、品質の保持に努めています。